バリ取りのコスト計算
バリ取り機を選ぼうとする時、 最も重要な事は部品1個当りの加工コストです。
部品に要求される品質と生産量を満足し、すべての加工工程を総合し加工コストを最小に抑える必要があります。
しかし、通常は個々の製造の事情に応じた制約があります。
設備コストには上限があります。自動化可能レベルも千差万別で、投資効率の良い設備を考えるのは大変です。
ある自動車部品工場に置ける加工費の内訳は、以下の通りです。
- 切削加工の39%
- 研削加工の36%
- バリ取り・エッジ仕上げの19%
- その他の6%
バリ取り・エッジ仕上げコストの比率が 予想以上に高くなっています。
板金工場でも経営者の予想以上にバリ取り・エッジ仕上げの人件費が高くなっている事が予測されます。
バリ取りのコスト計算式

この式はバリ取り機同士を比較する事に使えるだけでなく、バリ取り機を使わない手作業の場合と、バリ取り機を使った場合の比較も行う事ができます。
バリ取り機を『使うか使わないか』、『どのバリ取り機を選ぶべきか』を選択する場合を支配する式と言っても過言ではありません。
但し、ほとんどの板金屋さんの場合、この式よりも支配的な事は、 常にバリ取り機を必要とするほどの、仕事量があるかどうか」 という事です。十分な仕事があれば、バリ取り機を導入した方が良いでしょう。
さらに、導入しようとするバリ取り機が、仕事とマッチしているかどうかが第二のチェックポイントになります。 これに対応するために、弊社が発売しているバリ取り機も多様なバリエーションがあります。
- 1,000mm幅までの材料を仕上げできるAuDeBu1000
- 幅を拡張し1,300mmとしたAuDeBu1300
- 小物ワークに特化したminiAuDeBu
- 汎用性を追求したCarryAuDeBu
バリ取り機導入前のコンサルティング
板金製品には、ありとあらゆる形状があります。
これに対応するには実際にワークをご提供頂いて、効率と美しさを実際に確認する必要があります。
連日、AuDeBuなどを使い、サンプル品の加工を行い、バリ取りのコスト計算を正確に提供させて頂いております。 是非、お気軽にお問い合わせください。