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Mini AuDeBu:導入事例

Mini AuDeBu:導入事例 神奈川県相模原市 株式会社ナンエツ工業様

株式会社ナンエツ工様の概要

株式会社ナンエツ工業様の概要

溶接加工、機械加工そしてレーザー加工など様々な金属加工をワンストップで請け負う総合板金加工サービス事業を展開する株式会社ナンエツ工業は1989年に金属の研磨加工事業で創業の産声を上げました。

創業時から、こだわり続けてきた目の前の商品に付加価値を与えるために全力を注ぐという精神のもとに、ピンセットのような細かな加工からタンクローリーのような大型の加工まで、あらゆる製品を研磨して高品質に加工する姿勢が、後の溶接加工や機械加工などの加工依頼にも繋がり、より良い品質を求める多くのお客様から支持を集めています。

現在は、国際品質基準であるISO9001も取得して商品への責任や技術の更なる向上を目指しながら、最新のテクノロジーと職人の手仕上げで唯一無二の製品を日々創り出しています。


株式会社ナンエツ工業
https://www.nanetsu.jp/

インタビュアー:本日は、株式会社ナンエツ工業 専務取締役 内田様にお話を伺います。まずは御社の事業内容を含めた会社の紹介をお願いします。

内田様:ナンエツ工業は、台所用シンクの研磨から事業をスタートして、今年で31年目を迎えます。

わずか4名ではじめた研磨加工は、お客様の要望とともに、のちに溶接加工や板金加工へと事業の拡がりをみせました。

最初は小さなベンダーから始めた板金加工も、次第に航空機などに使用される工作機械などの大型製品の依頼も頂くようになり、現在では板金加工の依頼の割合も多くなってきました。

もちろん、研磨加工の依頼は今でも多数頂いております。

板金加工を行っていても、研磨加工は出来ないという会社が多い中で弊社のように“板金加工から研磨加工まで”一貫して行える会社は非常に少なく、そこが弊社の強みだと感じています。

インタビュアー:非常に小さな製品から航空機のような大型の板金加工まで数多く手掛けている中で、最近ではどのような依頼が増えてきているのですか?

内田様:ここ数年では半導体製造装置の部品加工の依頼が増えてきましたね。

後は、通信機器系やタブレットそして携帯の5G関連の依頼も増加傾向にあります。また、請け負うロット数に関していえば小ロットの依頼が増えてきているのも最近の傾向ですね。弊社はロット数が1の製品から依頼を受けるので、時には1ロットの製品が100 種類同時に、稼働している時もあります。

“お客様が望む形を大事にして、真摯に請け負う”きっと、この気持ちが次への仕事に繋がっていくのだと思います。

インタビュアー:お客様に寄り添う御社の姿勢は、きちんと仕事として表れてくるのですね。ロット数だけでなく、加工内容も多岐に渡るナンエツ工業さんは、本社工場・下九沢工場・橋本工場と三か所の工場をお持ちですがそれぞれの工場では、どのような作業が行われているのでしょうか?

内田様:本社工場では最初のプログラムを組む作業や、溶接、曲げ加工を行っています。本社工場の現場作業の規模を大きくしたものが橋本工場になります。

そして、最も規模が大きく大型のレーザー加工機など、多くの機械加工を行っているのが下九沢工場です。他工場では行っていない加工工程の抜きやバリ取りそして研磨加工を行っています。

インタビュアー:既に他社製のバリ取り機が稼働している下九沢工場において、今回新たにオーセンテックのMini AuDeBuを導入しようと思った経緯は何かあるのでしょうか?

内田様:下九沢工場で稼働していたバリ取り機は小物ワークには対応できないタイプでバリを取る時には、その都度手作業で行っていました。

近年、小物ワークの依頼が増加するとその度に他工場から人を集めて対応する次第で現場には非常に大きな負担になっていました。そこで小物ワークに対応できるバリ取り機を探していたところ展示会の会場で小物ワークに対応できるオーセンテックさんのバリ取り機Mini AuDeBuに出会うことができたのです。

インタビュアー:小物ワークに対応するバリ取り機の中で、オーセンテックのMini AuDeBuを選んだ理由を教えてください。

内田様:展示会場で、Mini AuDeBuを見てすぐに、オーセンテックさんのショールームに工場の作業員を連れて伺いました。

サンプルでテスト加工を2 度ほど行いましたが、現場の作業員から見ても加工の仕上がりに申し分は無く、何より、操作がしやすい事に驚きました。

マシンのボタンの配置一つをとっても作業者の事を考えており、他社の複雑なマシンと比べてまさに道具感覚のバリ取り機だったのです。マシンは、誰にでも操作できるものでないと意味が無いと改めて思いオーセンテックさんのMini AuDeBuの導入を決めました。

インタビュアー:ナンエツ工業様の理念でもある「高品質且つ短納期」という点に関してMini AuDeBuに対する現場での評価は如何ですか?

内田様: Mini AuDeBu を実際に導入して稼働してみるとやはり工場の現場からの評判は非常に高いものでした。普段はマシンをあまり扱わない従業員も率先して使用しているほどでした。やはり、操作性の良さは現場の作業員にとって、非常に大きいと改めて感じました。

更に、Mini AuDeBu は加工面がターンテーブル式なので、小スペースで設置場所を選ばず、しかも作業員が一人で加工作業を行うことができるという利点もありました。

またマシンがバリ取りを行っている間に他の作業もできるので、作業効率も飛躍的に向上しました。もともと、大型製品を製造する際には必ず小物ワークの作業が発生します。この小物ワークは、単純な形状は少なく複雑な形状が多いのも特徴です。経験の浅い新人が従来の様に手作業でバリ取り作業を行うとしたら時間もかかるし仕上がりの品質も一定に保つことはまず無理です。それがMini AuDeBu なら、誰が操作しても一定以上の品質を保ち短時間でかつ安全な加工が可能になったのです。会社としても、Mini AuDeBuがもう1台あってもいいと思っているほどですよ。

インタビュアー:今回のオーセンテックのMini AuDeBuに対して、非常に高い評価を頂いておりますが、オーセンテックのマシンで他に興味を持たれているものはありますか?

内田様:バリ取り機以外でいうと、オーセンテックさんの洗浄機に興味がありますね。弊社では、洗浄工程はサービスで行っていますが、現在洗浄機を導入していないので加工後のワークを手作業で拭き取り仕上げを行っています。手作業という事もあり、多くの従業員がこの作業に時間を取られます。洗浄を自動化して、社員の負担を減らして、作業時間を短縮できれば、その時間を他の作業に充てられるし、多くの受注も請ける事ができます。 「職人の技術」と「自動化」というテクノロジーを上手く使い分けることで、長年の職人技術をより重要で複雑な加工に充てることができますしね。弊社の最も大事な高品質な加工仕上げを生かすことができると思っています。

インタビュアー:オーセンテックは、モノづくりを大事にするメーカーとしてお客様の事を考えたマシンだけでなく、最新のシステムもご提案しているのですが、ナンエツ工業様では工場全体のモニタリング化やIoT化に関してはどの様に考えていますか?

内田様:IoT化の話は、今後も含め常に検討はしています。ただ実際問題としてどのように行えば良いのか。また、導入を決めても導入に至るまでの煩わしさや費用に関する問題もあります。

製品の質を向上させたり、生産量を増やしたりした方が、良いのではないかという様に、考えがまとまらないのが現状です。もちろん、工場内のモノの状態やマシンの稼働状況を正確に把握したいとは思っています。

オーセンテックさんのご提案にある様に、マシンの消耗品の状態をメーカーが把握しくれて、必要なタイミングで知らせてくれるなどのシステムは是非使ってみたいと思いますよ。

インタビュアー:最後に、ナンエツ工業様の今後の展望をお聞かせください。

内田様:創業当初より、弊社は手作業での「研磨」にこだわりを持って、今日までモノづくりに励んできました。

さまざまな素材やお客様のあらゆるご要望と目の前のさまざまな素材に対して私たちナンエツ工業は、常に一流の職人として対峙し、そして会話をして、その製品に付加価値を与えるために全力を尽くしてきました。

これら職人の優れた技術はこれからも継承していきながら、最新の技術にも目を向けて自動化出来るところは自動化することで、高品質で効率的なモノづくりを続けていきたいと思っています。

今後とも、私たちは高品質でありながら大量生産も出来るという点を大切にしてお客様のご要望にお応えする企業であり続けたいと考えています。