製品紹介

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バリ取り機
AUDEBU 1000(オーデブ1000)
バリ取り機:AUDEBU 1000(オーデブ1000)

R面取り機能を搭載しており、小物から最大1,000mm程度の大物ワークまで幅広く対応できるモデルです。AUDEBUシリーズの“スタンダード”である6本ブラシにより、高い研磨力はそのままです。

当モデルは、内部のギア、空圧機器、摺動部をすべて排除しており、耐久性が格段に向上しています。また、AUDEBU1300と同じように集塵性能にも優れ、機械内部の残塵量を極めて低く抑えています。集塵モーターはバリ取り室と分離しているので、スペースを圧迫せず、作業効率を落とすこともありません。

さらに、消耗が激しいベルトコンベアは、特注ベルトにより高寿命を実現しています。ブラシ交換に際しては工具が不要なため、従来、ブラシ1つあたり10秒程度かかっていたところが、わずか3.5秒程度に短縮可能です。

板金用バリ取り機 AUDEBU

当社は、過去に他社製バリ取り機を165社に170台販売しており、その当時のメンテナンス経験やお客さまのご要望を自社製品AUDEBUに反映しております。粉塵の影響を受けない機械構造をはじめ、製品にダメージを与えにくい優れたか高品質、作業者視点の操作性、生産効率を追求する6本ブラシ構造は全国の板金ものづくり企業のみなさまに、ご定評をいただいております。

品質=設計(品質は設計で決まります)

基本構造に問題のある機械に改造を重ねても良い機械にはなりえません!工場の中で、多くのバリ取り機が、ほこり発生機となっている姿をご覧になったことはありませんか?そのような過去の教訓から、板金用バリ取り機 AUDEBU の設計思想は、生まれました。Simple is best. を設計思想に、究極のバリ取り機を追求することが、AUDEBUに与えられた使命です。

粉塵の影響を受けない駆動方式を採用

バリ取り中に発生する粉塵は、駆動部に多大な悪影響を及ぼします。歯車の激しい磨耗、摺動部の焼き付き、空圧機器・センサー類への悪影響。これらを一挙に解消する構造を採用しました。特にブラシ回転機構は歯車・油を使用しない独自の方式を採用し過酷な使用条件下でも故障の少ない安定した稼働を可能にしています。

粉塵の影響を受けない駆動方式を採用 粉塵の影響を受けない駆動方式を採用

バリ取りブラシ昇降機構を機械式に変更

従来は、空圧で駆動している、ブラシ昇降機構を機械式に変更し、粉塵の影響を最小限に食い止める事が可能になりました。

板金用バリ取り機AUDEBUには、内部のギヤ、空圧機器、摺動部は一切存在しません!その結果、信頼性、耐久性が格段に向上しました!!。

バリ取りブラシ昇降機構を機械式に変更

効率の良い6本ブラシ

生産性を向上させるために、AUDEBUでは、6本ブラシ構造を採用。製品に無理な負荷を与える事無く、理想的なバリ取りを行うことができます。

板金用バリ取り機 AUDEBU(オーデブ) Optional Systems

リターンコンベア・システム(RCS)

従来機ではワークを搬出側で受け取らなければなりませんでした。新開発RCS(リターン・コンベア・システム)は作業者が移動することなく「一人で」作業することが可能です。機械内部をコンベアが通る構造のため、フロアスペースを犠牲にしません!コンベアを使用しない時は、機械内部に格納可能で省スペースを実現しています。

板金用バリ取り機 AUDEBU(オーデブ) Optional Systems

ワンタッチロック・システム(OLS)※素早いブラシ脱着作業

ワンタッチロック・システム(OLS)※素早いブラシ脱着作業

増し締め不要

ブラシは、使用するにつれ芯材の樹脂がつぶれて軸方向にゆるみが生じ、空回りの原因となります。OLS、ブラシの回転力を利用して増し締めする構造のため、「工具」を使用した増し締め作業の必要がありません。もちろん緩み止めのシムも必要ありません。

後付け可能

ブラシ回転軸にアタッチメントを追加装着するだけで現在ご使用中のAUDEBUへの後付けが可能です。

バーコード・リーダー・システム(BRS)

生産管理システムから現品票・作成指示書に出力したバーコード(CODE39)を使用。ブラシ回転数・旋回数・送りスピードおよび板厚の自動読み込みを行います。タッチパネル操作頻度を必要最低限にし、簡単操作を実現!

バーコード・リーダー・システム(BRS)

板厚計測・システム(TMS)

これからR面取りをする製品の板厚を実際に測定し、入力の手間を省き、ケアレスミスの発生を未然に防ぎます。レーザー光による板厚測定のため、ブラシ高さ調整操作が完全自動となり自動化ラインへの発展が可能です。

板厚計測・システム(TMS)

本体寸法図

本体寸法図

テクニカルデータ

本体幅 2000mm
本体奥行き 2110mm
本体高さ 2000mm
本体重量 1500kg
コンベアベルト挿入高さ 921mm
加工物最大高さ 20mm
加工物最大幅 1000mm
ブラシ取付個数 6
ブラシ回転スピード 400〜1200rpm
ブラシ旋回スピード 5〜16rpm
ベルトスピード 0.3〜12m/min
集塵吸込み口 φ250mm
送風機吐出口 φ250mm
電力 21.4kW
供給電圧 AC 3φ200V 50/60Hz

※本機は、都合により仕様を変更する場合があります。

安全に関するご注意

本機の集塵部は研削により発生する粉塵を吸引する為の装置です。以下のような粉塵を吸引する恐れのある研削作業は行なわないでください。

  • 爆発性物質(粉塵爆発を起こす可能のある物を含む)
  • 引火性物質
  • 多量の火花を含んだ物質
  • 火種
  • 可燃性物質
  • 条件により危険な性質に変化する物質など

異なる物質の粉塵が混合する事により危険な物質に変化することがあります。粉塵の混合に伴う安全性が確認できない場合は同一機での共用使用は行なわないで下さい。

加工範囲に確実に収まるワークのみ使用可能です。加工範囲をはみ出すワークのバリ取りは、思わぬ怪我・機械故障の原因になりますので行なわないで下さい。

表面処理材のエッジバリ取り加工は納入先お客様と仕上品質(サビ・ブラシ跡等)について良く相談の上作業をして下さい。

アルミを加工する場合、吸着用ブロワ・集塵機を変更する場合があります。

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