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広告表示マルウェア対策


広告表示マルウェア対策

あなたのパソコンは、まだまだ使えます。

『広告表示マルウエア』の削除方法と一緒にパソコンのメンテナンス方法を覚えよう!

近頃、多くのパソコンが、マルウエア広告と呼ばれる不正広告を表示する状態になってしまったという話を耳にします。

これによって、パソコンが速度低下し、そのうち、立ち上がらなくなったりします。 パソコンを立ち上げたらいきなりブルーバック(Windowsがダウン)してしまった、という人もいます。

パソコンに詳しくない方は、“パソコンが古いからだ、新しいパソコンに買い替えれば解決する。" と判断してしまい、本当はまだまだ使えるパソコンを捨ててしまったりもしています。

筆者の経験では、これらは、ほとんどの場合(というか例外無く複数の広告表示マルウエアに感染している事が原因です。

   

このような広告が表示されるようになったら、あなたのパソコンも感染しています。

本来は、ほとんどの方の場合、パソコンは、Windows XP や Vista (10年前のPC)でも十分でしょう。筆者は、XPでYouTubeを毎日見ています。快適ですよ。

でも、『広告表示マルウエア』に感染していたら、使い物にはならない。また、Windows7や8であっても、感染してれば、速度低下してしまいます。

この問題には、現在のところ正式な呼び名がありません。 呼び名が無ければ、大変不便ですので、 このページでは、この問題を『広告表示マルウエア』という呼び方をさせて頂きます。

“パソコンは、買った時は速くても、どんどん速度が低下するものだ" と思っている人の多い事には、本当に驚かされます。

でも、これは完全にデタラメです。

あなたが、もし、そう思っていたのであれば 少し考えてみて頂きたく思います。きちんと設定出来れば、買った時の速度に戻せるのが当たり前ではありませんか?

さらに重要な事は市販されているウイルス対策ソフトは、これら『広告表示マルウエア』には、ほぼ無力だという事実があります。そしてファイアーウォールも無力。

筆者の経験では、これらを導入した2ヶ月後に、大量の『広告表示マルウエア』に簡単に感染してしまった例もあります。

現在のところ、ネットに接続されているパソコンは、ほとんどが、『広告表示マルウエア』に感染していて、例外は、決まった作業しかしないような会社のパソコンだけ。 筆者の周辺では、それ以外は全滅です。

かなりショッキングだと思いますが、このページを見ている、あなたのパソコンも、 あなたが、きちんとした対策(ウイルス対策ソフトではダメ)を行っていないのであれば 50%以上(かなり控え目)の確率で広告表示マルウエアに感染しているはずです。

現在、日本中のパソコンで発生している広告表示マルウエア問題は、 国会などで取り上げられてもおかしくないくらい、大きな問題のはず。

これまでの時代だったら、ちゃんとネット上で書き込みなどが行われ 効果的な対策方法が提示されたり、対策本が発売されたりしたものですが、 日本人のパソコン知識が、ゆとり教育によって低下したからなのか このページのような、ズバリ解決の情報源が、全く見当たらないのは残念です。

このページでは『広告表示マルウエア』に感染したあなたのパソコンを治す方法を、 出来る限り、きちんとお教えします。

しかし、マルウエアとパソコンの基本知識が無ければ、意味も解らず“おまじない"をするだけになってしまい、本当のマルウエア対策にはなりません。出来る限り、解りやすく説明しますので 謎解きのつもりで、お付き合い頂きたく思います。

では、 何故こんなに感染しまくるのでしょうか? 何故、『広告表示マルウエア』にはウイルス対策ソフトが無力なのでしょうか? 誰が、どんな目的で、こんな仕掛けを作っているのでしょうか? そして、どうすれば、遅くなってしまったパソコンを元の速度に戻せるのでしょうか?

何故、こんなに感染しまくるのか

それは『広告表示マルウエア』は、これまでのコンピュータ・ウイルスとは異なり、 広告を表示するだけだからです。この事は『広告表示マルウエア』対策の全てにおいて大きな意味を持ちます。

特に1つ感染した程度では、速度低下も大した事は無く、 ネットで何処かのHPを見ている時に“やけにクドい広告が表示されているな"と思うだけです。そのままの状態で時間が過ぎてゆく場合が多いです。

しかし『広告表示マルウエア』は、そんな時間の中で、 他の『広告表示マルウエア』を呼び寄せてしまうのです。というのは、間違って広告をクリックしてしまうと、“××を買いますか?"などと表示されるページが出てきます。

このページを、直ぐに閉じるのは当然としても それと同時に、どんどん他の『広告表示マルウエア』に感染してしまうのです。そして、何重にも感染している事に気付かない。 しまいに、パソコンが古くなったからだと思ってしまうのです。

では、最初の感染は、どうやって発生するのでしょうか? 前に、『広告表示マルウエア』には、ウイルス対策ソフトも、ファイアー・ウォールも無力であると言いました。これらが万全であれば『広告表示マルウエア』は MailからもHPからも感染しないはずです。

そう、第3の感染ルートがあるのです。それは、USBでもLANでも無く、ファイルのダウンロードが大きな感染ルートになっているのです。

本物のページではないダウンロードページがGoogleのTOPに

例えば、海外の動画やカタログ、図面ファイルなどがMailで届いたとします。 見たことも無い拡張子で、あなたのパソコンでは開けない場合、あなたは、ネットで検索して、閲覧用のソフトをダウンロードする事になります。こういった場合を想定して『広告表示マルウエア』は感染します。

ダウンロードするファイルに『広告表示マルウエア』が含まれていた場合、 ファイルは圧縮されていますので、マルウエア自体は原型を留めていないのです。

また、故意にダウンロードするわけですから、ウイルス対策ソフトも ワーニングを出す程度です。

ファイルのダウンロードの際には、いつも出るワーニングですから、あなたは、これを無視しない限りはダウンロード出来ない事を知っていて、OKをクリックしてしまい、これで感染完了です。

『広告表示マルウエア』を、あなたのパソコンに感染させたい人達は、 そのダウンロードページを、あたかも本物のページのようにデザインしています。

信用させるために、有名企業のグループであると書いてあったり、有名サイトへのリンクを貼りまくるとかも当たり前です。そして、極めつけは、SEO対策を行って、Googleの検索後表示順位が、本家よりも上位に表示されるようにしてあるのです。

既に日本語版のダウンロードページであっても、偽者ページが 本家ページよりも上位に表示される事はよくあります。

こんな仕掛けになっているので 普通にパソコンを使っていれば、1台残らず感染してしまうわけです。そして、感染した人の大半は、全く感染した事に気が付かないのです。

何故ならば、GoogleのTopに表示された、有名に見えるページから必要な閲覧用ソフト等をダウンロードしただけなのですから。

何故『広告表示マルウエア』にはウイルス対策ソフトが無力なのか

前に『広告表示マルウエア』は、これまでのコンピュータ・ウイルスとは異なり広告を表示するだけであると述べました。 ウイルス対策ソフトが無力な理由も、そこにあります。

つまり『広告表示マルウエア』は、ある意味では普通のソフトなのです。 (クッキーの一種である場合もある) ウイルス対策ソフトは、明確に悪さをするコンピュータ・ウイルスならば識別できますが、 『広告表示マルウエア』は、コンピュータ・ウイルスとは違うと判定されてしまうのです。

1台のパソコンに『広告表示マルウエア』が1000種類を超えて発見されたという話も 伝わって来ています。 パソコンは複数の常駐ソフトが同時起動すると極端に速度が低下します。

『広告表示マルウエア』はネット経由で広告表示内容を取寄せようとするので、その中で停止しているサーバーがあったりすれば、何分もパソコンが停止したかのような状態にもなります。

誰が、どんな目的で、こんな仕掛けを作っているのか

ネット上には広告収入を得る事が出来るHPが沢山あります。自分で作ったHPに、他のHPのバナー広告を貼って、それをクリックする人がいれば、自動的にお金がもらえるのです。

1回のクリックで3円~8円くらいだそうですが、 大量にクリックさせる事が出来れば、大きなお金になります。

まじめに、公共性の高い役に立つページを作って アクセスを稼いで、バナーを貼るというのが本当のやり方ですが、これを悪用し、本来の方法以上の 広告クリック回数をGETしようとしているのです。

但し、これをやっている人達は、自分達の作った 『広告表示マルウエア』が 結果的に他人のパソコンを使用不能にしてしまう事を解っていて 実行している訳ですから、何処の国の人であっても犯罪者です。

最近のネット犯罪者は、巨額の金を一度に得るような犯罪は犯しません。この例のように、少しずつ目立たないように犯罪を実行するのです。

仕掛けを理解しなければ、対策も短期的なものになります。 以下には、あなたのパソコンを『広告表示マルウエア』という病気から救う方法を述べます。

まず、CCleanerというソフトをインストールして下さい。

変なページからダウンロードすると、 『広告表示マルウエア』に感染しますので下記からダウンロードしてください。

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se491981.html

このソフトはシステム・メンテナンス・ツールです。 本来はWindowsの機能を使って同じ操作が出来るのですが、操作性が悪いので、これを使うのと使わないのとでは、大きく手間が違ってきます。

設定を変更するのは、以下の内容です。
  1. パソコンを立ち上げた時に、自動実行されるプログラムを設定してある部分(レジストリ)からの不要な起動設定の解除
  2. HPを見た履歴が残るクッキーの削除
  3. 各ブラウザーの起動時に、自動実行されるプラグインの削除
  4. レジストリの設定内容は、リンク切れ状態になっている事がよくあるので、そんな設定を削除
 
 

ごみ箱や履歴などが消えては困る方は、その部分だけ設定を外して下さい。でも、ほとんどの方の場合、いきなりクリ-ンアップ開始を押しても良いと思います。

 
 

レジストリの問題点のスキャンと解決が可能です。普通は、驚くほど沢山(100以上)の問題点が見つかるはずです。それだけでもパソコンの動作は、リブート後、随分と速くなります。

 
 

筆者は発行がMicrosoftとなっているもの以外は、全部無効に設定しています。もし、無効にし過ぎたら、後で有効に切り替える事が出来るようにエントリの削除までは しない方が無難です。無効のままで色々動かしてから、エントリの削除を行うのがお勧めです。

 
 

筆者は、InternetExplorer/GoogleChrome/スケジュールされたタスク/コンテキストメニューは全部無効にする事にしています。

 

これらの設定を替えることで、ほとんどの『広告表示マルウエア』を排除できます。

“変な広告が表示されるようになった"

“最近、パソコンが遅くなった"

というのは、ほとんどの場合、これで改善されるはずです。

パソコンにはメンテナンスが必要

パソコンを買った時から、ずっとメンテナンスをしていないというのはいけません。 自家用車も車検を通すように、パソコンも使いっぱなしはダメなのです。 これらの作業は、パソコンのメンテナンス作業とも言える内容です。

それでも解除できない場合

上記の対策は全ての『広告表示マルウエア』を排除できるわけではありません。

パソコンの深いところに入り込み、もっと高度な感染をする『広告表示マルウエア』も存在します。 CCleanerでは消せないものもあるのです。それらは個別に対策を行わないといけませんが、残念ながらオールマイティーな対策はありません。

一つ一つ動きを補足して自力で対策を行うしかありません

でも、その作業の中でもCCleanerは、かなり役に立ちます。例えば、消したはずなのに何度も現れるという場合もあります。 表示された広告の内容から、インストールされているソフトの中で、怪しいものを探すとか、タスクマネージャーで動作中のソフトを確認するとかを行って、駆逐するしかありません。

システムの復元を使う

例えば“先週までは上手く動いていたのに"という場合『システムの復元』は有効です。 CCleanerでは消せない『広告表示マルウエア』が現れた場合『システムの復元』を使って 前の状態に戻してしまえば解決できます。

別にCCleanerを使わなくても『システムの復元』を使えばパソコンは元の状態に戻せるのですが、この方法は時間がかかるので、誰でも気軽には実行できないと思います。

なお、『システムの復元』はインストールされているソフトや 各種パスワードなどが消える事はありません。しかし、よくあるのは“何時からおかしくなってしまったのか、覚えていない"というパターンです。

“パソコンを治して欲しい"と言われても、時系列が全く解っていないと 究極の修理『システムの復元』も使えません。 普通は『システムの復元』は最大で2ヶ月程度しか戻せません。 なので、パソコンがおかしくなったら、2ヶ月以内に気付いて欲しいところです。

ノートパソコンは不利

ノートパソコンはディスクトップよりも、種々のデバイスが小型であるため その分、ソフトウエアへの依存率が高くなっています。

そのため、立ち上げ時に自動実行されるレジストリの設定内容も多く複雑になります。 CCleanerで消し過ぎると、カメラが使えなくなったとか、音が出なくなったとか、ネット接続が変になったとかが、発生しやすくなります。

ノートパソコン、デスクトップパソコンを問わず、本来は、調子が良い時のレジストリの内容を保存しておいて、調子が悪くなたら、何が増えているのかが解る様にしておくと良いでしょう。

今時のノートパソコンは、薄くて、軽くて良いように思いますが、そういったデメリットも覚えておいて頂きたく思います。

筆者の経験では、ノートパソコンとディスクトップパソコンの 壊れる比率は、20 vs 1くらいかと思います。 ノートパソコンが壊れる箇所は、電源ユニットに、ほぼ限定されます。ですから、筆者は薄いノートパソコンを見ると少し怖くなります。

上記、筆者の独断と偏見が多分に含まれる事をご了承ください。

これによって発生した被害に関しては自己責任でお願いします。

お問い合わせ先

オーセンテック 株式会社

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