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タレパン再生記
アンリツ タレパン K815D 再生

型番 アンリツ タレットパンチプレス K815D
製造 1981年製

1980年代、名器と言われたアンリツ社製タレットパンチプレス。タレットパンチプレスは、別名でタレパン、NCT、TPP、NCTPPとも呼ばれます。

アンリツ社製タレットパンチプレスは、 特に電気業界向けに使い易さを追求したマシンでした。 アルミ板の表面に傷を残さず加工する点や、 金型を回転させるC軸機構(AMADAで言えばオートインデックス)は、 当時、業界でも、高い評価を受けた最先端技術でした。 これらは、現在でも、当時の能力で十分な場合が多々あり アンリツ社製タレットパンチプレスは、全国で350〜450台が稼働しています。

多くの残存機が存在する、もう1つの理由は、 アンリツ社製タレットパンチプレスが機構的に優れていた。。という点が挙げられます。 特に、XYテーブルの動きをつかさどる、ラックアンドピニオンは25年の長きを経過した今でも、ほとんどが健在です。 アンリツ社製タレットパンチプレスが名器と言われる理由がここにあります。

しかし、アンリツ社は、部品の供給を行うなど社会的責任は果しているものの 14年前に、タレットパンチプレス販売事業からは撤退しました。

パソコン関係の板金部品製造を手がけて25年になる、 ××株式会社の××社長は、この事が頭痛の種でした。

××社長談

“なにしろ、25年も前の機械ですから、 タレットホルダーの摩耗、C軸ギアの摩耗など老朽化が進み、 騙し騙しの運用を余儀なくされていました。 でも、今後の事を考えると、不安だらけで。。。うちの主戦力機械なのに、何時限界が訪れるか解らない状態でした。” 。

アンリツ製TPPの撤去作業

××社長は、他のメーカーの新しいタレパンの導入も検討したそうです。

“各社のタレパンの見積を取りました。精度の面でも、これまで同様の加工を要求された場合のリスクも大きく うちの仕事で確実にアンリツ機を上回る精度を持つ機械というと、 トルンプなど高価なものになってしまいます。 NCデータの変更に莫大な手間が発生する事も知り愕然としました。”

特に、座標系、金型の回転、掴み替え、ローダー/アンローダーの機構など、 各社に、互換性はありません。 これまでと同じ製品を得るためには、 実際に試作を行い検査しないと安心して製品を供給する事もできません。

“うちの5000種類を超えるNC情報の半数はGコードのみの情報しかありません。 その再編集と、加工精度保障は、現実的には不可能に近い事です。 おまけに、その分の費用は、全て持ち出しになります。 新しいタレパンと古いアンリツのタレパンを両方とも置ける工場スペースもありません。”

××社長が、オーセンテックの存在を知ったのは、そんな時でした。

アンリツ製TPPの移設工事中

“古いタレパンを、再生できる!と知った時は、まさに救われた!という気持ちでした。 新しいタレパンを購入する事を考えれば、何倍も効率が良い事は述べるまでもありません。 優秀なオーセンテックのスタッフは、僅かな時間、僅かな費用で 古いK815Dを、まるで25年前にタイムスリップしたかのように再生してくれました。”

アンリツ製TPPのタレットの調整

最後に、オーセンテック株式会社 代表取締役 高田談

“板金工場においては、必ずしも新型のタレパンのみが望まれるわけではありません。旧式のNCタレパンでも、各現場のニーズに合う場合も多々あります。アンリツのタレパンは名器です。ラックアンドピニオンのXYテーブルが幸いし、 タレットホルダーやC軸のギアなどの摩耗に対する修理を行えば、再生が可能です。 NC装置周辺の機器のボード類も収集しております。 最新鋭の機器をお勧めするだけでなく、 これまでに蓄積されてきた実績のあるNC情報を使い、これまで通りの製品が得られる事は大きなメリットと安心感があります。機械を知り尽くしたスタッフに恵まれた、オーセンテックだからこそ可能な仕事です。”

名機アンリツ機はいまだに健在

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